「日本三大鳥居」に挙げられる大鳥居がシンボル
氣比神宮のシンボルといえる存在が、国道8号沿いの商店街を抜けたところにあらわれる参道の大鳥居です。大宝2年(702年)に建立、正保2年(1645年)に現在の地に再建され、国の重要文化財に指定されています。
高さは36尺(約10.9m)、柱間は24尺(約7.3m)。正面の扁額は有栖川宮威仁親王の手によるもので、昭和20年(1945年)の敦賀空襲では唯一、戦火を免れました。奈良の春日大社、広島の厳島神社と並んで「日本三大鳥居」に挙げられることもあります。
本殿と囲むように位置する四社之宮
氣比神宮の主祭神は伊奢沙別命(いざさわけのみこと)で、航海安全や水産漁業の隆昌、産業発展の神様として知られています。本殿の周囲には東殿宮、総社宮、平殿宮、西殿宮の「四社之宮(ししゃのみや)」が配されています。
中鳥居の正面には松尾芭蕉の像が。『おくのほそ道』の道中で訪れた芭蕉は、月明かりに照らされた神前の白砂とその由来に感銘を受け、詠んだのが「月清し遊行のもてる砂の上」の句です。芭蕉像の台座には、この句が刻まれています。 境内のパワースポットとして知られるのが長命水。大宝2年(702年)に神宮を修営した際に噴出した水と伝えられています。長寿の象徴である亀の石像の口から流れる神水を味わってみましょう。