戦前の敦賀の繁栄を象徴する建築物
明治から昭和初期にかけて、敦賀は日本とユーラシア大陸を結ぶ国際港を持つ都市として繁栄しました。その象徴である赤レンガ倉庫は、明治38年(1905年)に紐育(ニューヨーク)スタンダードカンパニーによって、石油貯蔵用の倉庫として建設されました。
外国人技師による設計といわれており、レンガはオランダから取り寄せて積み上げられました。柱の内部に壁を設けているため、内壁に柱が見えないのが特徴です。戦時中は軍の備品倉庫として、戦後は食品の貯蔵庫などとして活用されました。2009年には国の登録有形文化財に指定されています。
かつての敦賀の様子を再現した巨大ジオラマ
2015年の補強・修復工事を経て、現在は北棟が「ジオラマ館」、南棟が「レストラン館」として利用されています。「ジオラマ館」には、明治後期から昭和初期の街並みを約1/80スケールで再現した、約27×7.5mという巨大スケールのジオラマが。鉄道模型や自走式の船、自動車などが往事の敦賀を縦横無尽に駆け抜ける、ノスタルジックジオラマとなっています。
南棟のレストランやカフェでは、地元の食材をふんだんに使用しているのが特徴です。創造性あふれる料理を提供するイタリアンレストランや海鮮レストラン、テイクアウトや福井の名産品・特産品の販売も行っているカフェなど、個性豊かなお店が揃っています。